大阪科学技術館


国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構

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宇宙への挑戦~未知なる世界を解き明かそう!~

JAXAでは、企業や研究者、また海外の宇宙機関のパートナーとともに、月や火星の探査計画を進めています。私たち人類が、国際宇宙ステーション(ISS)から、さらに月・火星へと活動の舞台を拡げることを目指して現在取り組んでいるプロジェクトや研究開発について、模型や映像を用いて楽しくご紹介します。


展示紹介ビデオ


チャレンジ・ヒストリー

こうのとり(HTV)を搭載したH-IIBロケットの打ち上げ

こうのとり(HTV)の打ち上げとフェアリング分離

こうのとり(HTV)と「きぼう」
日本実験棟への補給

将来の宇宙ミッションへの扉を開く「H-IIBロケット」

日本はこれまで、さまざまな研究と実験を重ねながら、独自の技術でロケットを開発してきました。なかでもH-IIAロケットは、信頼性の高い大型主力ロケットとして、各種の人工衛星を打ち上げるミッションを支えてきました。このH-IIAロケットの打ち上げ能力を高め、国際宇宙ステーション(ISS)や月面への物資輸送など、将来のミッションへの可能性を開く新しいロケットが、H-IIBロケットです。H-IIBロケットの主要な目的は二つあります。一つは、ISSに宇宙飛行士の生活に必要な物資、ISS内の定期交換機器、実験装置・実験用サンプルなどの研究用資材を運ぶ、宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)を打ち上げることです。
もう一つの目的は、H-IIAロケットとH-IIBロケットを併せて運用することにより幅広い打ち上げニーズに対応することです。また、高い打ち上げ能力を活かして複数の衛星を同時に打ち上げることでコストの削減を図り、わが国の宇宙産業の活性化に貢献します。
※ISS : International Space Station
 HTV : H-II Transfer Vehicle