大阪科学技術館


大阪ガス 株式会社

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見つけよう!環境とエネルギーの“いま”と“みらい”

私たちの暮らしと地球環境に密接に関わる、エネルギー。都市ガスをはじめとするエネルギーが、街や家庭へどのように届けられ、使われているかという、エネルギーの“いま”。そして、地球温暖化問題を解決するため、ガス・電気のカーボンニュートラルを目指すDaigasグループの取り組みなどの、エネルギーの“みらい”。これらを、映像やパネル、クイズを通じて紹介します。


展示紹介ビデオ


チャレンジ・ヒストリー

お客さま宅での調整作業

レストランでの調整作業(大阪・梅田)

ブルネイからLNG船第1号・ガディニア号
(昭和47年12月)

天然ガスの青い炎をお客様へ
~天然ガス転換への軌跡~

21世紀のエネルギー、天然ガス。その天然ガスの導入を当社が決定したのは昭和44年。天然ガス転換は、LNG(液化天然ガス)受入基地の建設、天然ガス輸送パイプラインの敷設、天然ガス転換作業など数多い課題を伴います。中でも転換作業は、ガスの供給区域全体を細分化し、それぞれの地区の供給ガスを天然ガスに切り替えるとともに、一軒一軒のお客さまを訪問し、ガス器具を高カロリーの天然ガスの燃焼に適合するように調整するという膨大な作業が必要でした。
昭和50年5月26日、大阪府和泉市から転換作業がスタートしました。お客さまのご理解を得ながら、昭和53年京都、昭和58年大阪市街地、昭和61年神戸へと進み、昭和63年最大のヤマ場大阪キタの繁華街を転換。作業は難航を極めましたが、平成2年12月20日、西宮で転換作業がすべて完了しました。  転換されたお客さまの数は約440万戸、調整作業を行ったガス器具、約2,300万台。準備作業も含めると約20年という長きにわたる当社創業以来の大プロジェクトを無事故でのりきることができました。