2018,12,26
X線は 1895 年にレントゲンによって発見され、レントゲン線とも称します。X線は物質を透過することから、物質の構造を調べるのに役立ち、体の中の不具合を検出することもでき医療診断をはじめ、美術工芸品の鑑定、中性子星やブラックホールの天文観測、空港などでの手荷物検査等、私たちの身の回りでも幅広く使用されています。金属工業に眼を転じると、品質に深く影響する内部欠陥を調べる非破壊検査や残留応力の算出に利用されています。今回は、初めにX線の概要について紹介し、続いて企業から講師をお招きし、医療用X線装置の紹介、そしてX線を用いた金属製品の解析について、講演をいただきます。滅多にない企画ですので、皆様奮ってご参加ください。
○開催日時:平成31年1月30日(水)14:00~16:10
○開催場所:クリエイション・コア東大阪 南館3階 技術交流室A
○参加費用:1,500円(テキスト代) セミナー当日、受付にて現金でお支払い下さい。
〇内容:<講演Ⅰ 14:05~14:35> 『X線の基礎』
東北大学 金属材料研究所 正橋 直哉 教授
<講演Ⅱ 14:50~15:25> 『X線CTによる診断と画像評価
~ 基礎から最新のトピックスまで ~』
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 岡部 貴浩 氏
<講演Ⅲ 15:25~16:00> 『X線回折法による金属材料の非破壊分析
~残留応力・集合組織~』
株式会社リガク 長尾 圭悟 氏
詳細・お申込みはこちらをご確認ください。
〇定員:50名程度(先着順・事前申込必要)
〇問合:東北大学 金属材料研究所 附属 産学官広域連携センター
MOBIO サテライトオフィス(担当:植田)
TEL:06-6748-1023 / E-mail:kinzokukei@mydome.jp
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