2017,09,14
関西サイエンス・フォーラムでは阪神淡路大震災以後、地震予知研究を促進する活動を行なっています。
我が国で地震学が誕生して以来、大地震の予知は科学の大きな夢でした。関東大震災、阪神大震災、東日本大震災を経験して、大地震の直前予知が国民の悲願となっています。予知があってこそ、防災は成果をあげられます。大地震の発生予報、火山噴火の予報を目指して、いまこそ地震火山庁を実現し、地震学、火山学の成果をもとに、大地震と火山噴火の予報を国民にわかりやすく伝える地震予報士制度の創設を図る時期が来ています。「地震予知学」の研究の現状を紹介し、参加者とともに考える機会とします。
◆会合名:公開講演会「地震予知研究の現状と将来」~今後の防災対策への活用~
◆日 時:平成29年10月11日(水)13:30 ~ 16:45
◆会 場:大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
◆定員:100名(先着順)
◆費用:無料
◆申込み期限:10月6日(金)
◆主催:関西サイエンス・フォーラム(関西経済同友会内)、大阪国際フォーラム
◆共催:東海大学海洋研究所
◆後援:(一財)大阪科学技術センター、(公財)関西・大阪21世紀協会(予定)
◆プログラム(敬称略)
1.開会挨拶 秋山喜久(関西サイエンス・フォーラム 会長)
2.「大規模地震の予測と減災に向けて
-地震火山庁設置および地震火山予報士制度化の提言-」
尾池和夫 (京都造形芸術大学 学長)
3.「大震法における減災の視点と課題」
岩田孝仁 静岡大学 防災総合センター長・教授)
4.「南海トラフ巨大地震に備えて-地震予測研究の推進-」
金田義行(香川大学 四国危機管理教育・研究・
地域連携推進機構副機構長・特任教授)
5.「東日本大震災以降の地震先行現象研究の進展」
長尾年恭(東海大学海洋研究所、
地震予知・火山津波研究部門長・教授)
6.「大地震前に現れる電離層異常とそのシミュレーション」
山中千博(大阪大学大学院 理学研究科 准教授)
7.提言・採択
8.閉会挨拶 萩尾千里(関西サイエンス・フォーラム 専務理事)
◆申込方法:e-mail ksf@kansaidoyukai.or.jp, Fax 06-6441-1030
①氏名②勤務先名③所属④役職⑤電話⑥メールアドレスを書いて、
ファックスかメールで10月6日までに参加申込みしてください。
◆問合せ先:関西サイエンス・フォーラム
吉田奈津子 TEL 06-6444-3777 e-mail ksf@kansaidoyukai.or.jp
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