2017,11,06
我が国の強みである光量子ビーム科学に関する大学・国研・産業界の産官学共創（コ・クリエーション）による学術創成と共に新たなイノベーション創出が期待されています。日本を代表する3種類（エネルギー、強さ、色）の大型レーザー施設が、関西100㎞圏内に集中しています。さらにこれらが有機的に連携しており国際的に注目されている地域となっています。また2016年度、日本原子力研究開発機構から量子科学技術研究開発機構の関西光科学研究所として改組され、2017年度、大阪大学レーザー科学研究所がセンターから附置研（研究所）に改組し、この地域の当分野における重要性が一層増しています。
このような中で、関西地域を始めとした我が国の強みである光量子ビーム技術を活かし、大学・国研に加え産業界とのコ・クリエーションによる新たな展開を目指しています。シンポジウムではこのような観点で、大阪大学ならびに量子科学技術研究開発機構から以下の講演を行います。
日時：2017年11月24日（金） 13時～16時30分
場所：リーガロイヤルホテル（大阪）タワーウィング2階【桐の間】
主催：大阪大学、量子科学技術研究開発機構
協賛：レーザー技術総合研究所、レーザー学会
参加料：無料
<<プログラム>>
■開会の挨拶 13:00～13:40
・主催者挨拶
平野俊夫 量子科学技術研究開発機構理事長
西尾章治郎 大阪大学総長
・来賓挨拶
■講演会 13:40～16:20
【レーザー科学コ・クリエーション】
1.宇宙創成からモノ・人づくりに貢献するレーザー科学13:40～14:15
兒玉了祐（大阪大学 レーザー科学研究所長）
2. 粒子線加速と医療・産業への応用をめざすレーザー科学技術14:15～14:50
河内哲哉（量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所長）
写真撮影・休憩 （20分）
【量子ビーム科学コ・クリエーション】
3.安心・安全・スマートな長寿社会実現のため光量子ビーム応用15:10～15:45
中野貴志（大阪大学 核物理研究センター長）
4.量子ビーム技術を駆使したがん治療法の開発ー量子メスプロジェクト15:45～16:20
野田耕司（量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所長）
■閉会挨拶 16:20～
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