2018,10,03
関西サイエンス・フォーラムでは阪神淡路大震災以後、地震予知研究を促進する活動を行なっています。
我が国で地震学が誕生して以来、大地震の予知は科学の大きな夢でした。関東大震災、阪神大震災、東日本大震災を経験して、大地震の直前予知が国民の悲願となっています。
また今年は大阪でも規模が小さいものの直下型地震が発生し、ブロック塀倒壊等による死者が出てしまいました。直近の震度7の北海道地震では土砂災害が発生し、大きな被害が出ています。将来発生が予想される東南海地震については、予知があってこそ防災は成果をあげられるとの思いが強くなっています。「地震予知学」の研究の現状を紹介し、参加者とともに考える機会とします。今回は地下水変化と宏観異常に焦点を絞り、すべて招待講演として講演をいたします。
◆会合名:公開講演会「地震予知研究の現状と将来」~地下水調査研究の最前線~
◆日 時:平成30年10月25日(木)13:30 ~ 17:00
◆会 場:大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
◆定員:100名(先着順)
◆費用:無料
◆申込み期限:10月22日(月)
◆主催:関西サイエンス・フォーラム(関西経済同友会内)、大阪国際フォーラム
◆共催:東海大学海洋研究所、(一社)日本地震予知学会
◆後援:(一財)大阪科学技術センター、(公財)関西・大阪21世紀協会
◆プログラム(敬称略)
(プログラム)
総合司会(萩尾専務理事)
1.開会挨拶 秋山 喜久(関西サイエンス・フォーラム 会長)
2.講演 進行司会(長尾部会長)
講演1.南海地震直前の井戸涸れとそのメカニズム
梅田 康弘 京都大学名誉教授
講演2.地下水変化から地殻変動を推定することによる地震予測
小泉 尚嗣 滋賀県立大学教授
講演3.地震直前における異常現象:2018年大阪府北部地震の場合
山中 千博 大阪大学准教授
講演4.東日本大震災および熊本地震前の地下水変化について
織原 義明 東海大学特任准教授
3.パネルディスカッション&質疑応答
4.閉会挨拶 萩尾千里(関西サイエンス・フォーラム 専務理事)
◆申込方法:e-mail ksf@kansaidoyukai.or.jp, Fax 06-6441-1030
①氏名②勤務先名③所属④役職⑤電話⑥メールアドレスを
書いて、ファックスかメールで10月22日までに参加申込み
してください。
◆問合せ先:関西サイエンス・フォーラム
吉田奈津子 TEL 06-6444-3777
e-mail ksf@kansaidoyukai.or.jp
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