事業成果
[5] 導波型光スイッチの研究
(大阪大学/伊東一良・渡辺歴)
[1] 新機能光ナノ構造デバイスの開発 [2] 構造複屈折偏光素子の開発
[3] 偏光計測カメラ [4] 波長選択フィルターの開発
[6] 共鳴格子型光スイッチの研究 [7] ナノインプリント法による光学素子作製
[8] シリコン微細深溝エッチング
技術の開発
[9] 微細光学素子の素材と加工技術
研究の目的と特徴
光で光を制御する超高速な光・光スイッチは次世代の光通信で強く期待されているデバイスである。ここでは、超短光パルスで光導波路を作成する技術を用いた「導波路型光スイッチ」の開発を目指して、その基礎的な研究を行った。近赤外領域のフェムト秒レーザパルスを透明材料内部に集光することにより、3次元的に局在した構造変化領域の誘起技術を用い、3次元導波路、および方向性分岐結合路などの要素技術の開発を行い、導波型光スイッチを試作することを最終目標とした。
成   果
超短光パルスを用いてシリカガラス内部に屈折率変化を誘起し全長2mmの2次元方向性結合器を作製し、波長632.8nmの光を1:1に分岐することに成功した。シリカガラス内部に3次元方向性結合器を作製し、導波光を3次元的に分岐できることを示し、各々の光導波路からの出力は波長に依存した結合比を得られ、波長分割を3次元的に実現した。
シリカガラス内部にMach-Zehnder型干渉計を書き込み、その動作を確認した。
多モード干渉光導波路を作製し、1入力に対し、3出力、あるいは4出力が得られる波長選択分岐デバイスの作製に成功した。上記のように導波型光スイッチのための要素技術として、ガラス内部へ3次元分岐デバイスの作製に成功した。
成果発表
投稿論文数 7件 学会発表 24件
新聞発表 1件
[1] 新機能光ナノ構造デバイスの開発 [2] 構造複屈折偏光素子の開発
[3] 偏光計測カメラ [4] 波長選択フィルターの開発
[6] 共鳴格子型光スイッチの研究 [7] ナノインプリント法による光学素子作製
[8] シリコン微細深溝エッチング
技術の開発
[9] 微細光学素子の素材と加工技術

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