事業成果
[8] シリコン微細深溝エッチング技術の開発
(大阪府立大学/川田博昭・平井義彦)
((独)産業技術総合研究所関西センター/西井準治・金高健二)
(大阪科学技術センター/豊田宏)
[1] 新機能光ナノ構造デバイスの開発 [2] 構造複屈折偏光素子の開発
[3] 偏光計測カメラ [4] 波長選択フィルターの開発
[5] 導波型光スイッチの研究 [6] 共鳴格子型光スイッチの研究
[7] ナノインプリント法による光学素子作製 [9] 微細光学素子の素材と加工技術
研究の目的と特徴
ナノ構造を利用した光学素子(ナノ構造光素子)を効率よく安価に供給するにはモールドを用いたナノインプリント技術が有効である。モールドは作製したい構造と同じ寸法のものが必要となる。このため、ナノ構造光素子のモールドとして使用できる構造を作製するには次のような加工条件を満足する必要がある。
1) 0.2μm以下の微細パターンの加工ができる。
2) アスペクト比(パターン幅とパターン深さの比)が10以上である。
3) パターン側面が平滑である。
本研究では、シリコンにこのようなモールドをつくるための深溝エッチング技術を開発した。
成   果
【ULVAC製 誘導結合型プラズマ(ICP)エッチング装置】
(1) 高アスペクト微細シリコンエッチング
SF6+O2プラズマによるエッチングプロセス の繰り返し
(ボッシュライクプロセス)
C4F8プラズマによるサイド保護膜形成の堆積プロセス
最適化条件(O2を多くしてサイドエッチング低減):
SF6/O2流量 20/30sccm、 圧力 1Pa、10秒
C4F8流量 20sccm、 圧力 1.5Pa、12〜14秒
0.1μmL&S(繰返し回数15回) 0.2μmL&S(繰返し回数30回)
(2) 高速深溝エッチング
エッチング条件:
Ar/SF6/O2流量 90/35/30sccm、 圧力 13Pa
成果発表
投稿論文数 1件 学会発表 5件
[1] 新機能光ナノ構造デバイスの開発 [2] 構造複屈折偏光素子の開発
[3] 偏光計測カメラ [4] 波長選択フィルターの開発
[5] 導波型光スイッチの研究 [6] 共鳴格子型光スイッチの研究
[7] ナノインプリント法による光学素子作製 [9] 微細光学素子の素材と加工技術

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